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約30年前、大阪から三次へ家族でIターン移住。その後、子どもたちの故郷となった三次へ恩返しがしたいと、三次市河内地区集落支援員として活動されている喜多嶋 秀美(きたじま ひでみ)さん。
そんな喜多嶋さんに集落支援員の活動について尋ねた。
まず、喜多嶋さんに集落支援員の仕事についてお話を伺うと、 「私は令和2年度から河内地区の集落支援員を務めていますが、それまで集落支援員が河内地区にはいなかったので、どうやって存在を知っていただくか悩みました。当時はコロナ禍で、なかなか集まりを開いて話をするようなことはできなかったんですよ。」
「そこで、もともと私は文章を書くのが好きだったので、「集落支援員だより」を作って市の広報と一緒に毎月配布することにしました。先ずは、集落支援員とはどういうものかを知って頂こうと。お陰様で現在52号まで続けることができました。
記事にも工夫を凝らしたので、地域の方々にも楽しみにしていただき、「空き家や持ち家のことを集落支援員の喜多嶋に相談したら、どっかと繋げてくれるんじゃな」と声をかけていただけるようになりました。」とお話してくれた。
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空き家についてお話を伺ったところ、 「私が関わった空き家バンクの物件はほとんど成約したのです。また、自分自身も空き家地区内に叔父夫婦が住んでいましたが、二人とも亡くなったので私がその家を管理していました。空き家にしておくと朽ちていくのも早いので、もったいないという思いも強く、また空き家情報バンクに実際に登録したらどういう風に進んでいくのか自ら勉強したい!という思いがあり、自分自身も空き家バンクに登録してその物件に移住者が入って来られたのですよ!」と笑顔で話す喜多嶋さん。
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「ゆったりと生活したい、自然の中で子育てをしたいという方にはいい所だと思いますので、ぜひ一度、三次市や河内地区に遊びに来てほしいものです。私は集落支援員として移住して頂ける空き家の登録数を増やして、移住を希望される方の機会を増やせるように日々邁進していきます!」と力強くお話いただいた。
これからも喜多嶋さんの活動は続いていく、、、to be continued
【関連情報】
喜多嶋さんのライフスタイルの一つとなっている集落支援員の活動が紹介されています。
(一社)キャリアビジョン協会HP