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2025
17Sep

私のまわりに三次市を

  • 私の「みよし暮らし」コンテスト


「おはよう!」
「いってらっしゃい!」
「出来のええトマトがとれたけぇ、帰りに食べにきんさいやぁ。」
中学校までの2.5キロの通学路。いろんな人が声をかけてくれました。
今思えば、黙ったまま学校まで通った日なんてなかったなぁ。
でも、今暮らしているこの街では、喧噪な通勤時間に、温かな声は聞こえてきません。

私は三次市で生まれ育ち、大学進学を機に三次市を離れ、今は四国のとある街で働きながら生活しています。
全校児童9人の小学校に通っていた田舎っ子の私。
兄やご近所さんと川で遊んだり、自転車でそこら中を駆けまわったり、楽しく暮らしていました。

高校生になると、自分の夢などを考えるようになりました。
周りのみんなも市外に進学するし、なんとなく三次市から離れて暮らすことを想像するようになり…。
今は自分が求めた職に就き、それなりにお金を稼いで暮らしています。
今暮らす街にはショッピングセンターもたくさんあるし、選べないほどたくさんのレストランもあります。
何不自由ない暮らしができているのに、どこか心が満たされない気がするんです。
それってどうして?

そんなある日、実家の母からある動画が送られてきました。
動画は地域の敬老会の様子を収めたもの。
地域のじいちゃんばあちゃんの笑い声や三次弁だらけの会話を聞いたことで、子どもの頃の通学時の思い出がよみがえってきました。
三次の魅力はこれなんだ、人の温かさなんだ、私はその時、そう思いました。
三次に還って暮らすのもありなのかな。

しかし、私には叶えたい夢や成し遂げたい目標があるのも事実です。
そのために、三次から離れて暮らすことを自ら選択し、いまも全力で仕事に向き合っています。
今諦めるわけにはいかない。
すぐに三次に還ることはできないし、どうしたら…。

モヤモヤしながら過ごしていたある日、私は友人と食事に出かけました。
いつものように三次弁全開で喋る私に、友人がこう言いました。
「俺、三次に行ったことないけど、お前といると、三次にいるみたいやなぁ。」
そうか、僕のまわりに三次を築いていけばいいんだ。

三次から離れて暮らすうちに、日々の過ごし方や人との関わり方など、どこか都会型に染まってきているように感じます。
せっかく温かな三次の皆さんに育ててもらったのだから、その温かさを、まわりの人にも広めていきたい。
そうすることで、私のまわりに三次ムードを築き、三次の温かさが広がっていけば、今の暮らしと三次の魅力を感じながら生活することの両立が実現できるのではないかと思っています。
今はそうやって暮らしながら、全力で目標に向かって頑張っていこうかな、と。
そしていつか、三次に還って、恩返しができればいいな。

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